都電(荒川線)とは都電(荒川線)「あらかわせん」とは概要都電荒川線は、東京都交通局が東京都の三ノ輪橋から早稲田までの間を運行している路面電車の路線です。王子電気軌道を東京都(当時は東京市)が買収したもので、都電の唯一の生き残り路線です。 道路上を車と並んで走る併用区間は、明治通り上を走る飛鳥山〜王子駅前間の他に数ヶ所ありますが、大部分が専用軌道になっています。 現在は1両編成(単行)のワンマン運転で運行していて、料金の支払いにはバス共通カードが使用できます。運賃は、大人160円、小児80円で、全区間一律です。乗車時に支払います。なお2007年3月にはICカードPASMOが導入され、路線バスはもちろん、連絡可能な鉄道でも利用できるようになる予定です。 歴史1960年代の都電廃止の流れの中で、例外的に27系統(三ノ輪橋〜赤羽)と32系統(荒川車庫前〜早稲田)は、北本通り上にあった27系統の一部(王子駅前〜赤羽間)が廃止されただけで生き残りました。 1974年にそれまで別系統として運行されていた27系統と32系統を統合し、「荒川線」と改称されました。 荒川線だけが、廃止を免れた理由は、路線の大半がもともと私鉄によって建設された路線ということもあって多くが専用軌道である事、代替バスの運転が難しい事(ほぼ並行する明治通りは恒常的に渋滞がひどく、バスでは定時運行が困難)、沿線住民と都民からの存続要望が強くあった事などが挙げられます。 2007年運行開始のレトロ調車両とは昭和初期の東京市電をイメージしたレトロ車両として、また2001年に引退した6000形に代わる新イベント車両として、1両を新造し、2007年に運行を開始する予定です。 9000型2006年3月、東京都交通局は都電荒川線の活性化策の一つとして、8500形以来の新型車両を2007年夏までに2億円の予算を投入して、レトロ車両を投入する事を決定しました。 車体の塗装はクリームとエンジのカラーで、内装は木目調を採用するらしいです。楽しみですね。
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最終更新日 2015年06月07日 |
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